上げ潮・下げ潮はどっちが釣れる?「上げ三分・下げ七分」の意味も解説
カゼシオ編集部 ・ 2026-06-12 更新

「上げで釣れた」「ここは下げのポイントだ」——釣り場でよく聞くけれど、結局どっちが釣れるのか、初心者には判断がつきにくいテーマ。初心者くんの素朴な疑問に、カゼシオくんが答えます。
上げ潮・下げ潮って、そもそも何が違うの?
干潮から満潮に向かって潮位が上がっていく時間帯が上げ潮、満潮から干潮に向かって下がっていく時間帯が下げ潮だよ。多くの場所で1日に約2回ずつ、それぞれ6時間くらい続くんだ。
で、大前提なんだけど——魚の活性に効くのは「上げか下げか」より「潮が動いてるかどうか」。上げでも下げでも、潮が流れていればチャンスはある。そのうえで、釣り場の地形によって「どっちの流れがその場所を活かすか」が変わってくるんだ。
上げ潮が有利なのは、どんな場所?
潮位が上がると魚が岸に近づいてくる釣り場だね。
- 浅場・干潟まわり:水がなかった浅場にエサを求めて魚が差してくる。クロダイやシーバスの浅場の釣りは上げが定石。
- 堤防の際・港内:上げとともに魚が外海から港の中へ。足元の水深が増えて通り道ができる。
- サーフ(砂浜):波打ち際の水深が増し、ヒラメやマゴチが岸近くまで寄りやすい。
共通するのは「水位が増えて魚が岸に近づく」ってこと。岸から釣る僕らにとって、魚との距離が縮まる潮なんだ。
じゃあ下げ潮が有利なのは?
こっちは「引く流れがエサを運んで、魚の居場所を絞ってくれる」釣り場だよ。
- 河口・水路:下げは川の流れと同じ方向に効くから流れが強まって、流れの筋(ヨレ)がはっきり出る。シーバスの河口は下げが定番。
- 干潟・シャローからの流れ出し:潮が引くとき、浅場の小魚やカニ・エビが深みへ吐き出される。その出口で大型魚が待ち構える。
- ミオ筋・駆け上がり:水位が下がるほど魚が深みに集まるから、ポイントが絞りやすい。
「上げ三分・下げ七分」ってよく聞くけど何?
昔からある言い回しで、上げ潮なら満ち始めて3割ほど、下げ潮なら7割ほど引いたころが釣れるっていう経験則だよ。
理屈としては、どっちも潮がしっかり流れている時間帯を指してる。潮止まりの直後・直前は流れが弱くて、満潮と干潮の中間に近づくほど流れが速くなる——その「流れが効き始めて、かつ潮位もほどよい」タイミングを言い当てた言葉なんだ。絶対のルールじゃないけど、「潮止まり前後は休んで、流れが効く時間に集中する」っていう時間の使い方の指針として今でも十分通用するよ。
自分の釣り場はどっちが当たりか、どう見つける?
最終的には、釣り場ごとに「上げで釣れる場所か、下げで釣れる場所か」は決まってることが多くて、これは通って確かめるのがいちばん確実。おすすめは簡単な釣行メモをつけること。
- 釣れた(アタリがあった)時刻
- そのとき上げ潮だったか下げ潮だったか
- 潮回り(大潮・中潮など)と風
数回分たまるだけで「この場所は上げの後半に集中してる」みたいな傾向が見えてくる。やみくもに長時間粘るより、当たり潮の2時間に絞って通うほうが釣果も体力も効率的だよ。
上げ・下げの時間帯は毎日約50分ずつズレるから、釣行前にその日のタイドグラフを確認するのが欠かせない。カゼシオなら、いま上げてるか下げてるか、次の満潮・干潮まであと何時間かがひと目でわかるよ。全国の潮見表から釣り場を選んでみて。グラフの読み方はタイドグラフ・潮見表の見方で解説してるよ。


